未来叶rie

団地(仮)を活用した、総合支援広場作り

少子高齢化が進み、働き手が必要な中、コロナの影響により人々の余裕がなくなっている昨今の日本。

働く人達は、不安と闘いながら人手不足で余裕がなくなり、

これまで頑張ってきた老人たちは、人との繋がり自体が減り、楽しみを奪われ、孤独死が仕方ない状況もおきてしまっています。

未来を担う子どもたちは、のびのびと活動できる場所も減り、漠然とした不安を抱えています。

人と繋がることさえもできずに不登校を選択する子や、自分を守るために孤立するしかない人たちも増えてきました。

 

この、危機的状況を打破するために、どんな困難にも負けずに頑張ってくれている大人がいる一方で、

どうにか生活をし、精神状態を悪くしながら、その状況を耐えている人もいます。

その状態は、誰にとっても苦しいもので、

柔らかい心は大きなストレスを敏感に感じ、さらに生きることが困難になっていきます。

格差はどんどんと広がり、頑張っている人、頑張っていない人という分別が深刻化していくように感じます。

 

しかし、頑張っていない人なんていません。

 

私は、この問題の解決には、ただ頑張って耐え続けるという時代を終えて、

これからの未来を見据えた福祉の視点からの、みんなが助かり、繋がり、育ちあえる環境づくりが必要だと考えます。

 

その環境づくりとして、今あるもので、まずは迅速にその一歩を踏み出していけるように。

団地を活用した総合支援広場づくりを提案します。

 

総合福祉支援施設(仮)

UR団地・公共団地を活用(仮)した、児童・高齢者・子育て世代の為の施設づくり

優先される入居者

〇繋がりを求める高齢者。(子どもの声が苦痛ではない高齢者)

〇介護の有資格者(デイケア勤務者・訪問介護者などを募る。または社宅として活用してもらう)

〇保育士(社宅として活用し、施設内で預かり保育を行う)

〇子育て中の家族、シングルマザー・シングルファザー

〇積極的に支援活動をしたいと考える人。

敷地内の必要な施設など

〇のびのびと遊べるグラウンド

・午前は老人のグランドゴルフなどの憩いの場として

・それ以外の時間は子ども達が自由に遊べるグラウンドとして。

・月に一度バザーなどを開催し、子育てに必要なものを安く購入。

・イベントも開催・場所の提供

〇雨の日も活動できる施設

・児童館のような、館内(図書室・ミニ体育館・乳幼児の親子での活動場所・パソコン室・カラオケ、スクリーン室など)

・児童館閉館後は、館内施設の貸し出しあり。(学習サポート塾、ダンス教室などの習い事など)

・新たに建設する場合は、2階建て構造が好ましく、静と動で階を分けて使用できるようにする。

〇高齢者のデイサービス

・管理は完全委託し、敷地内にデイサービスを作る。

 団地の1階部分を使い、リフォームすることが可能であれば、新たに建設することもなく始めることができる。

〇保育室

・保育園に入所できないこどもや、急な予定の為の預かり保育を行う。(上限あり)

・アプリを通して事前に予約が必要となり、予約がある日のみ団地内に住む登録保育士が担当し保育する。食事の提供も行う。

・団地内の家庭から遊び終わった、きれいなおもちゃや絵本、お着換え等を寄付してもらい、環境づくりにお金をかけない。

・9時~17時までの時間預かり可能とし、家庭的保育事業として委託する。

〇夕方に、栄養のとれたおかずの販売を行うための調理室

・専用のアプリを通して、前日までの注文で提供可能。(毎日購入の定期注文は割引価格にする)

・施設までの移動ができない高齢者には、中高生・介護士・子ども達でのおかずの宅配(団地内)

☆単身高齢者の安否確認にもなる。

〇高齢者も利用しやすいアプリ作成

・弁当の注文・支払いの管理

・施設の利用に関する予約・支払い管理(バーコード読み取りで決済ができるようにする)

・ボランティアスタッフ活動・調理補助の活動予約

・お知らせ

・通話ができる(ボタンを押すとハンズフリーで会話)

〇アプリを通してホームページにアクセスできるようにする。

ホームページでは、子育てに関する情報や施設の活動が見れる。

困りごとを相談しやすいように、必要な連絡先がすぐに調べることができる。

相談ごとを積極的に集め、解決できた時にはその内容を個人情報に配慮した上でお知らせとしてアプリで配信。

(↑の内容をホームページ上のブログでも掲載し、みんなにとって助かる情報の共有を図る)

総合支援施設の期待できる効果

〇情緒の安定と知恵の後継

高齢者と子どもの繋がりにより、子ども達の情緒の安定と、高齢者の生きる楽しみ、知恵の後継が得られる。

〇健康維持・健全な育ちの確保

忙しい保護者や、子ども達、買い物を行くことが難しい高齢者のすべての人が、1日1回、夕食に栄養のバランスの取れたおかずを購入することができ、健康維持と健全な育ちの確保ができる。

〇奉仕の心と優しさの育成

社会へ出る前の中高生が、自分たちの工夫で弱いものを守り育てることを、温かい大人の見守りの中で習得していく。

〇支援事業の援助

人の助けになりたいと考える事業者の、運営を支えることができる。

〇生きる希望

施設の活動を全国的に広めていき、皆で集まり助け合うという考えや希望が生まれる。

〇孤育て・孤独死の減少

孤立を防ぎ、心身共に健康な状態が作れる。

〇健全なストレスの発散

パワーあふれる子ども達も、大人も参加して一緒に遊ぶ経験を通して、好ましい形でのストレスの発散ができる。

〇相互扶助の精神が育つ

困ったときに、助けを求め、助けてもらえる経験を積み、助け合う心が育つ。

〇出生率の上昇

安心して子育てができるようになり、出産に対する不安がなくなり、出生率の上昇につながる。

〇親としての成長

子育ての仕方がわからない、家事の仕方がわからないなどの若い世代の保護者にとっても、安心して共に成長できる。

資金

・施設の使用料

(月額一人500円程度)

・クラウドファンディング

(常時資金の募集を行い、収入・支出のすべてをデータ公開)

・施設の貸出料

(ダンス教室、学習室、クッキング教室などの活用での募集をかける)

(高齢者がカラオケなどの娯楽の提供、趣味を楽しむ集いの場としてのレンタル料など)

・バザー収入(バザーで得た金額は施設の継続資金とし、)

(収益目的でバザーする方からは、場所代金として徴収)

・おかずの販売で出た利益

・寄付

・子ども食堂としての補助金など

・ホームページ上の広告料

・グッズ販売料(中高生の部活動として取り組む)

管理者

・5名(施設長、事務兼・見守り3名、会計士1名)

外部の支援団体と協力するなどして、労働時間を短縮することで人件費を削減する。

・施設利用などの鍵の保管などは、団地の管理者にも協力要請できないか交渉する。

 

 他スタッフ

・調理者(調理士、栄養士の資格を持ったもの1名と、元気で調理が可能な高齢者や、入居者を対象としたお手伝い募集)

 ※自治体が行うマイナポイント制度を活用し、調理スタッフはそのポイントで対価を支払えるような仕組みとしたい

・ボランティアスタッフ(参加者は自治体ポイントがもらえる)

・中学生・高校生(部活動として成立しないか交渉が必要)

 部活動として申請する場合、子ども達は福祉の大切さと、繋がる力、自分達が作り出したものを広め、販売し、生きる力を養うことを目的とする。

 (子どもたちの育成は、部活動の顧問、施設の管理者・スタッフ、ボランティアで参加してくれる大人たちで行う)

 

想定される主な利用者

・未就学児の親子

・小学生から中学生の子ども達(団地内に限らず)

・繋がりを求める高齢者(入居者は子どもの声を幸せと感じる方)

・子ども達と一緒に遊び、共に育ててくれる大人(保護者や地域の人)

・場所を利用し、教室の開催などを行う事業主

 

目標

・民間で声を上げ、形を作り、その効果を実証することで、いずれは国家事業として色々な場所で同じような取り組みが始まる。

・子育ての不安、高齢者の孤立の減少、子ども達の健やかな育ちが確保される社会。

・みんなが安心し、一緒に幸せをつくれる社会。

課題

☆一定の敷地面積が必要であり、その場所の確保は市・または県、URなどへ交渉・相談が必要となる。

☆不登校児も繋がれるように、中学校・高校の部活動にできないか提案。

(政治家の方で子育てに協力的な方を見つけ、相談することで市民の了解を得て実現可能となる)

☆メディアなどを利用し、資金調達をすることがよいと考えられるため、顔を出しての活動を積極的に行うリーダーや仲間が必要。

☆アプリの開発にお金がかからないようにするには・・・。

☆自治体のマイナポイント事業を活用するためには。

など。

世代別メリットと期待する声

高齢者

認知の予防と幸福で安心な生活の確保

 

〇子どもの笑顔を見ているだけで、幸せに感じる。

〇自分の調子が良い時に合わせて、子ども達と関わったり、誰かの為に働けることができ嬉しい。

〇窓の外から聞こえてくる子ども達の、遊ぶ声を聞いているだけで元気になれる。

〇自分が子どもの頃に遊んでいた、けん玉、まりつき、お手玉、コマ回し、将棋、五目並べなどの遊びを子ども達と楽しむことが嬉しい。

〇まだまだこれならできる、得意なことで、娘・息子・孫世代の助けになることができてうれしい。

〇体の不調はすぐに気づいてもらうことができて、何かあれば助けてもらえる。とても安心できる。

子育て中の保護者と子ども達

安心して子育てができ、子どもとともに成長できる

保護者

〇適度に大人の目もある中で子ども達の居場所ができてうれしい。

〇何かの時には、助けてもらえるシステムがありがたい。

〇帰宅後の時間に余裕ができて、子どもと関わる時間や自分の時間も作れてうれしい。

〇色んな情報が得られて助かる。

〇友達もでき、孤独な中での子育てでなくなった。

〇わからないこともいろんな人が教えてくれてありがたい。

〇時間ができた時には、子ども達と一緒に遊んで、喜んでもらえて嬉しい。

子ども達

〇遊ぶ場所ができてうれしい。

〇ここに来れば誰かがいる。安心だ。

〇みんなで鬼ごっこやみんなで水鉄砲。みんなでやるともっと楽しい!(イベント参加)

〇ママやパパが優しくなった気がする^^

〇兄弟がいなくても、お兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでもらえてうれしい。

〇おじいちゃん、おばあちゃんに褒められてうれしい。

〇居場所があるって嬉しい。

学生支援スタッフ

支援する喜びと学習意欲の向上

 

〇子ども達と遊ぶことで、こんなに喜んでもらえる。

〇自分にできることってこんなにあったんだ。

〇誰かを支えながら、勉強ができることが嬉しい。

〇大人たちが、いろんなことを教えてくれる。

〇大人に、話を聞いてもらえた。ほっとした。

〇ほかの学校とも繋がって活動するって楽しい。

〇自分たちで考えて作り出すって面白い。


詳細(個人提案)

おかず支援

栄養士が献立を作成しする。

小さな子ども、飲み込みが難しい高齢者に向けた、やわらかく、味付けの薄いおかずと通常のおかずを作る。

調理を行うのは、栄養士兼調理士、と募集をかけた団地内スタッフ(15名(仮)登録とし、1日に4人)

調理室は大人5人が入り、邪魔にならず動きやすい導線を意識した設計。

お米は炊かずおかずのみ販売。

(ごはんを炊いていないという家庭に向けて、電子レンジで温めるタイプのレトルトご飯やお湯を注ぐとできる味噌汁を販売)

子ども食堂の日は、保護者のボランティアもお願いする(可能な方のみ)

子ども食堂の日(土曜日の昼)には、ご飯も提供し、みんなで楽しく食事をとる。

平日毎日注文などにした方が数の予想がつきやすいため、お得になる仕組みを作り、栄養のバランスの大切さを伝える。

弁当の受け取りに来ることができない高齢者や病気の方には、介護士、学生スタッフ(中高大)と子ども達で手分けして宅配。

高齢者との憩いの日

子ども食堂の開催日(土曜日)に合わせて、月に1回子ども達と高齢者、大人の憩いの場を作る。

バザーも行い、夏場はかき氷、綿あめなど、冬場はスープなども提供する。

わらべ歌を歌ったり、伝承遊びの遊具を用意し一緒に遊んだりした後、みんなで昼食をとり自由解散。

子ども達と中高生が一緒にチラシを作成し、お誘いをかける。

不登校児も参加できる、部活動としての提案

小さな子ども達の安全をスタッフと一緒に見守り、様々なイベント活動を部活動として行う。

・チラシの作成(チラシ作成の工夫などを学ぶ)

・アプリの操作の学習(デジタル配信を学ぶ)

・バザーで販売するチャリティーグッズ作り(企画から販売)

・おかずの配達(団地内)

・ユニバーサルデザインを考え、できることから形にしていく。

・年に数回、講師を呼んでの教室を行ったり、実際に児童館の見学に行くなどしながら情報を集めるなどして楽しく学習。


協力依頼

以上に掲げた壮大な目標を、できることから一緒に考え行動していく仲間を集います。

一人の力では叶えることができないことも、みんなで力を合わせることで実現できると信じています。

これからの社会の課題解決に必要なものです。

みんなが笑顔でいられる未来の為に、私もできることを頑張りたいと思います。

 

こうなったらいいなという思いと、何故この形が必要なのかをまとめてみました。

興味を持ってくれた方は合わせて読んでいただき、総合的な支援の必要性を一緒に考えていただけたらと思います。

最後に

私がこうであってほしいと思っていることは、

政策として合ってほしいというレベルの大きなものです。

何もできていない私の言葉や思いではありますが、

こうなって欲しいという人が一人でも多く集まれば、

できる形に変わりながらも、実現は可能なのかと思います。

これらを実現する上で、また一つ余計に踏み込んだ提案を聞いていただきたいです。

とても、大事なことだと思っています。

私の思いを読んでいただき、

本当にありがとうございます。